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ネットなどで見かける心理テストって本当にあたるの?

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心理テストをしたことが1度もない、と断言できる方は少ないのではないでしょうか。

日本人は血液型占いなど、どちらかというと占いが好きな種族と言えます。

学校や職場など、今では簡単にSNSでも心理テストができるので、手軽に遊ぶことができますよね。

ですが、その心理テストって本当にあたっているのでしょうか。

この記事では、ネットで見かける心理テストと心理学的な心理テスト、そしてそれが当たっているのかということについてご紹介します。

 

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そもそも心理テストとは

 

多くの方は、心理テストと言えば『性格占い』や『恋愛占い』など、心で思っていることによりどのような傾向があるのか、ということを調べるテストだと思うのではないでしょうか?

実は、心理学的に心理テストといえば、そのような占いだけではなく、検査もあてはまります。

例えば、知能検査や発達検査、職業などの適性検査なども心理学の分野では『心理テスト』とされています。

心理学における心理テストについては、理論的に研究が行われ、その結果が統計的に分析されたうえで信頼性と妥当性が検討されています。

信頼性というのは、そのテストによって得られたデータが

①どのくらい安定しているか

②一貫性があり、誤差が少ないのか

ということを表していて、信頼性が高いテストというのは何度テストを行ったとしてもほぼ同じ結果になるということを示しています。

妥当性というのは、測定しようとしている内容が、どの程度そのテストにより適切に捉えられるのかということを評価する概念的な指標のことです。

例えば、身長を測るために体重計を用いたとしたら、何度測っても同じ重さが表示されますよね?

つまり、信頼性は高いということが言えます。

ですが、測ろうとしているのは身長であり、その身長は測れていないため、妥当性は低いということです。

反対に、一般的な心理テストというのは占いに似たようなものが多いのではないでしょうか。

これはだれでも自由に作ることができます。

例えば、犬が好きな人は家族とのつながりを大切にする、というような心理テストは、誰かが研究して求められたものでもなく、ましてや信頼性や妥当性があるわけでもありません。

でも、これを当たっていると錯覚させる心理効果があります。

それを『バーナム効果(フォアラー効果)』といいます。

 

バーナム効果とは

 

バーナム効果は有名なので、知っている人も多いかもしれません。

これは、人を診断するときに、多くの人に当てはまる事柄を述べて、さも自分のことを言っているように感じさせる効果です。

例えば、占い師が『あなた、何か悩みを抱えているようですね。』と言ったとします。

ですが、よく考えてもみてください。

ほとんどの人は多かれ少なかれ、何らかの悩みを抱えていますよね。

それに、わざわざ占ってもらうということは、ただの興味本位か『自分じゃ決断できない悩みがある人』である可能性が高いのです。

つまり、誰にでも当てはまりそうなことをもっともらしく言うことにより、相手から信用させる時に使われるテクニックだとも言えます。

もし嘘だと思うのなら、今すぐ血液型占いのページを開いてみてください。

おそらく、どの血液型であったとしても、あなたの性格にそこそこ当てはまっているのではないでしょうか。

そして、自分の血液型と一致する性格が100%当たっていないのではないでしょうか。

『あなたは個性的な一面を持つが、他人にうまく迎合できるタイプである。』

いかがでしょう。

これは、今私が適当に考えた文面です。

多くの人は、どこか自分だけの個性的な一面を持ち合わせていますが、空気を読んで人に合わせることだってありますよね。

この一文は、『個性的』だが『他人に合わせられる』という両面性を述べています。

つまり、あなたがどちらのタイプだったとしてもこの文章には当てはまるといえます。

このように、一般的に用いられている心理テストは、必ずしも当たるとは言い難く、むしろ当たっているように思わせる心理テクニックが用いられているだけだとも言えます。

 

心理テストは当たるかについてのまとめ

1. 一般的に用いられている心理テストというのは占いに近いもの。誰でも作ることができるが、信頼性や妥当性には欠けている。

2. 信頼性や妥当性が欠けているのにも関わらず、心理テストは当たっているように感じる。このことをバーナム効果という。

結論だけで言えば、心理テストはバーナム効果が用いられているので、当たっているとは言えないでしょう。

だって、誰にだって当てはまるようなことを述べているだけですからね。

ですが、心理テストは、特別な道具が必要なく手軽に盛り上がることのできる話題の1つです。

どうせバーナム効果だからやらない、というのではなく、自分を客観的に見つめなおすことができるツールとして利用するというのはどうでしょうか。

-コミュニケーション, 心理学

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