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なぜ人は仮装をしたくなるのか?その心理と効果についてご紹介

投稿日:2019年7月20日 更新日:

 

もともとは欧米の文化であったハロウィンですが、日本にその文化が取り入れられてから久しいです。

最も、欧米のハロウィン文化というより、日本ではただ仮装をして街を歩く日と言っても過言ではないですが…。

では、なぜみんな仮装をしたがるのでしょうか。

仮装をしたがる心理と、仮装による効果についてご紹介します。

 

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なぜハロウィンに仮装をするのか

 

ハロウィンは古代ケルト人が執り行っていた祭が起源だと言われています。

古代ケルトでは、10月31日で1年が終わるとされていて、この日は夏の終わりの人ともに冬の始まりの日でした。

そしてそんな日には、死者の霊が家族の元を訪ねてきていると信じられていました。

日本で言うところの『お盆』に似た行事ですね。

つまり、街は死者で溢れかえるとされていて、『人間であることがばれるとあの世に連れていかれる、悪いことが起きる』という教えがあり、自分が人間であることがバレないように『仮装』をするようになりました。

それがアメリカに定着する頃には宗教的な意味合いはなくなりました。

仮装をした『悪霊』役の子どもが家々を練り歩き、大人は『悪霊』にいたずらをされないようにお菓子などを与える、というのが現在のハロウィンです。

 

日本での仮装文化

 

一方で、日本に入ってきたハロウィン文化はアメリカから伝わってきたものでした。

つまり、日本におけるハロウィンには全くと言っていいほど宗教的な意味はありません。

アメリカの仮装がゾンビや魔女など、少しは『悪霊』的な要素があるのに対し、日本での仮装はほとんど『コスプレ』に近いものです。

同じ魔女に仮装するのであっても、アメリカの仮装は『怖さ』に重点が置かれていますが、日本ではどちらかというと『可愛さ』に重点が置かれています。

 

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コスプレ最高!ハロウィンに仮装したら、どんな効果があったかをお伝えします。

 

仮装をする心理状況

 

仮装をするときは『その人になりきりたい』という心理が隠されています。

人には、いくつかの心があります。

普段の自分と、『人と話をしたい自分』『スポーツが好きな自分』『可愛いものが好きな自分』、いくつもの仮面いわゆる『ペルソナ』を持っていて、このペルソナは仮装をすることにより、強調することができます。

例えば、いつもは会社員としてスーツを身にまとっていますが、可愛いお姫様のような自分を人に見せたいときに『白雪姫』や『シンデレラ』などの衣装を身にまとうことで、周囲からはおしとやかなお姫様のように見てもらうことができます。

このギャップ感を演出したいというのが、仮装をする心理だと言われています。

特にハロウィンでの仮装は『非日常感』を味わいたいという心理も働いているのでしょう。

実際に仮装してみた体験談はコチラ↓

 

仮装によって得られる効果

 

仮装をすることで、非日常感を味わったり、いつもと違う自分を演出したりできます。

普段と違う自分を演出することで、いつもは『無口』な自分が『饒舌』になったり、『がさつ』な自分を『おしとやか』にすることができます。

人は見た目が9割と言いますが、これは他人からの評価だけではなく、自分の意識も見た目に影響を受けることがあります。

お姫様の格好をしているのに、ガニ股出歩いたり乱暴な口調をしたらおかしいですもんね。

仮装に見合った行動を取ることで、本当になりたい自分になれるというのが仮装の効果です。

また、人は同じ衣装を身にまとう人に親近感や団結感を抱きます。

例えば、学校の制服やスポーツチームのユニフォームなどはその代表例でしょう。

スポーツ観戦をしているときに、同じ会場にいる人のほとんどは知らない人のはずなのに、同じユニフォームを着て応援することで、親近感を感じることはありませんか?

ハロウィンにも同じことが言えます。

全く同じ衣装ではないにしろ、同じ日に同じ場所で同じように『仮装』をすることで団結感が得られるのも、仮装の効果でしょう。

 

仮装をする心理と効果のまとめ

1. 自分が人間であることを気付かれないように始めたのがハロウィンでの『仮装』。

2. 日本でもハロウィンに仮装をすることがある。

3. 仮装をするのはその人になりきりたいから。人間であることを隠したい=悪霊になりきり、ばれないようにしたい。

4. 仮装をすることで非日常感や、周囲との団結感が味わえる。見た目に引っ張られ、言動がなりたいものに近づけるのも仮装の効果!

仮装は、何も全身に衣装を身にまとう必要があるというわけではありません。

テーマパークでキャラの耳が付いたカチューシャをつけるのも仮装の一種と言えるでしょう。

周囲の人と一体感を味わい、今までの自分と違う自分を演出したいときに『仮装』という手段を使ってみるのはどうでしょうか。

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