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なぜ人を馬鹿にするの?ネットで誹謗中傷する人の心理と対処法

投稿日:2019年7月13日 更新日:

 

SNSや掲示板、ブログなどを見てみると、誹謗中傷が書かれているのって目にしたことありませんか?

たしかに、明らかにおかしいことを批判したくなる気持ちはわかりますが、ただただ悪口だけが書かれているものもあります。

ネット上は、匿名で書き込め、名前や顔などの個人情報がすぐにはバレないことからも誹謗中傷が起こりやすいです。

では、そういった誹謗中傷を書き込む人にはどんな心理状況が働いているのでしょうか。

また、自分や知り合いなどがネットで誹謗中傷を受けたときにどのように対処すればいいのかについてご紹介します。

 

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誹謗中傷ってどんなもの?

現在では『誹謗中傷』とワンセットで使われることが多い言葉ですが、もともとは『誹謗』と『中傷』という2つの言葉です。

誹謗は、根拠のない悪口で誰かを誹(そし)り、名誉を汚すことを示し、中傷は、根拠のない悪口や嫌がらせのことを示します。

ですので、誹謗中傷は、『根拠のない悪口や嫌がらせによって、誰かの名誉を汚すこと』を表しています。

誹謗中傷は立派な犯罪であり、名誉棄損罪や侮辱罪などの罪にあたることがあります。

インターネット上に書き込みされた言葉は、誰でも見られる状態にある限り『公然』で、その悪口により日常生活に支障をきたした場合『侮辱罪』が成立します。

さらに、その悪口が社会的信用を損なうような具体性、例えばそれが本当にあった出来事であったかどうかに関わらず『○○さんが××で万引きをしているのを目撃した』などといった書き込みの場合、『名誉棄損罪』となり、より重い罪に問われることがあります。

つまり、侮辱罪と名誉棄損罪の分かれ目は『事実』が書かれているかどうかです。

ここでいう事実とは、『実際にあった出来事』という意味ではなく『具体的な事柄』という意味です。

なので、同じ人を馬鹿にする内容であっても『○○さんは頭が悪い』というのは侮辱で、『○○さんは××という試験に落ちたんだって、頭悪いよね』というのは名誉棄損にあたるということですね。

ただし、名誉棄損が成立しない場合というのもあります。

書かれた事実が『公共の利害に関する事実』で、目的が『公益目的』であり、『真実性が立証された』場合には罰しないという特例があります。

ですので、政治家など公人が起こしたスキャンダルで、それが本当にあったことが認められた場合、名誉棄損罪に問われない場合があるということです。

 

ネット上で誹謗中傷をする人の心理とは

 

多くの人は、誰かより自分の方が優っていると思いたがります。

ですが、明らかに自分が負けていることが分かっているとき、誹謗中傷をして相手の価値を下げようとするのです。

自分の価値がそのままでも、相手の価値が下がれば相対的に自分の方が優っていると思い込めますもんね。

この、あまりにも強すぎるコンプレックスにより、人は誹謗中傷してしまいます。

このコンプレックスや誰かへの嫉妬心が強くても、現実世界で対処できればいいのですが、もともとの性格や他の理由により、面と向かって相手に言うことができない人も少なくはありません。

すると便利なのが、匿名で書き込めるネットなのです。

小心者で相手に対して直接意見を述べられないので、ネットに書き込むことで満足し、それに誰かが賛同してくれれば快楽を得られます。

 

ネットで誹謗中傷を受けてしまったら

 

あなたや身の回りの人がネットで誹謗中傷を受けたら、努めて冷静になりましょう。

間違っても、怒りに身を任せて相手の誹謗中傷を書き込んではいけません。

そうすると相手と同レベルになってしまいます。

まずは、証拠をしっかりと残します。

削除される前に投稿日時や内容をスクリーンショットなどで保存しておきましょう。

そして、その証拠を元に投稿者に対して削除要求をします。

掲示板であれば、その掲示板の管理者に対して依頼します。

それでも削除をしてもらえない場合は、専門家に依頼し削除要請を行いましょう。

依頼料が高額になりますが、手続きのほとんどを代理で行ってくれる弁護士か、無料で行ってくれる法務局、誹謗中傷の度合いが強く今すぐにでも対応してもらう必要がある場合は警察のサイバー犯罪対策課などに相談するとよいです。

 

ネットでの誹謗中傷のまとめ

1. 誹謗中傷とは、人の悪口によってその人の名誉を汚すこと。場合によっては侮辱罪や名誉棄損罪に問われることも。

2. ネットで誹謗中傷する人は、自分に自信がないことが多い!

3. 誹謗中傷を受けた場合は証拠を残して削除依頼を。対応してもらえない場合は専門家に介入してもらうことも視野に入れましょう。

インターネットは、現代生活を送る上で欠かすことのできないツールです。

昨今ではSNSの発達により、匿名で書き込める場所も増えています。

あなたや周りの人が誹謗中傷の加害者にも被害者にもならないように、心理状態や対処法を知っておくことは重要ですよ。

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