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選択制夫婦別姓になったらメリットは?誰もが当事者だから考えたい

投稿日:2019年5月31日 更新日:

結婚したら「旦那さんの姓になるんだ」と、名前が変わることにちょっと憧れがある女性もいるでしょう。

実際に結婚したら、姓が変わったことで変更するものの多さにうんざりします。姓が変わることを軽く考えていたかもしれません。

変更手続きをしていて、「なんで女性が男性の姓にしなきゃいけないの?」「なんで結婚したら姓を変えなきゃいけないの?」って、憲法に疑問を持ちます。

もし夫婦別姓になったら、どんなメリットがあるのでしょうか。

そこで、ここ数年で議論されている『選択制夫婦別姓』について、ご紹介します。

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選択制夫婦別姓とはなにか

結婚する場合、現在の日本では夫婦は同じ姓を名乗らなければいけません。

結婚後でも、ずっと名乗ってきたそれぞれの姓でいたいと意思がある場合には、別姓を認める制度を、『選択制夫婦別姓』といいます。

しかし、現在ではこの制度は運用されていません。法務省では、家族の在り方などに影響するため、運用に慎重になっているのが現状です。

夫婦別姓を望む人の理由

姓を変えることは、1人の人として扱われているのか、疑問に思うことにまで及びます。

代々継いでいる土地があるAさんは、姉妹の次女です。

姓も土地も、男性が継いできたところ、Aさんが産まれたとき、祖父と父親が大変ショックで、喜べなかったそうです。

祖父も父親も、姉妹を大切に育てましたが、女性が継ぐものではない、もうこの家は終わったと思っていました。

そして、姉の夫が婿養子になり姓が残りましたが、あまりいい顔をしない父親にがっかりしました。

もし、夫婦別姓だったら女性が結婚しても、姓を継げるし、それに伴って土地も継げるでしょう。

そもそも、産まれてきた子どもが女の子なだけで喜べないのは人権問題です。

夫婦別姓が選べれば、家の継承を話し合ったり、継承したいという気持ちがある人が継いだり、自分が生まれながら継げないことで悲しい思いをする人がいなくなります。

夫婦別姓のメリット

夫婦別姓になることによってメリットは、何があるのでしょうか。

1つ目は、名義変更等の必要が無くなります。姓に変更がないので、運転免許証、クレジットカード、パスポート、銀行口座、公的手続き等の名義変更をしなくてよいのです。

2つ目は、仕事関係で名前を変えなくていいことです。

通称を使う必要もないし、仕事で必要な名刺、メールアドレスや、年金や保険などの書類等、名前の変更をしなくていいのです。

また、結婚したことを伝える人も少なくなるかもしれません。

3つ目は、女性がもっと活動しやすくなります。

実は、国連から日本の夫婦同姓のことに関して「女性軽視なので改めるように」と勧告を受けています。

女は家に入る、家を継ぐのは男だという、根強い男尊女卑が感じます。そのしがらみが夫婦別姓になることで、精神的に開放されるでしょう。

子どもの姓はどうなる?

夫婦別姓になった場合、子どもの姓はどうなるのでしょうか。

子どもの姓は、父親か母親のどちらかの姓を名

乗ることになります。ということは、どちらかの親は子どもと姓が違います。しかし、それは特別なことではありません。

今でも、親が離婚したけど、子どもが学生だから姓を変えない家庭は多々あることです。

また、国際結婚の場合は、どちらかの親の姓が違います。というのも、国際結婚をすると自動的に夫婦別姓になり、その子どもは親のどちらかの姓を名乗るからです。

事実婚した夫婦の子どもは、自動的に母親の姓を名乗ることになります。親と同じ、あるいは家族みんな同じ姓になることがない場合は、現在でもあることです。

子どもが親と姓が違うことに疑問に思ったら、理解するまで話し合って心に寄り添い、姓は違うけど、家族であることは変わらないと伝えれば、問題はありません。

選択制夫婦別姓になったらメリットは?誰もが当事者だから考えたい まとめ

1、選択制夫婦別姓とはなにか

2、夫婦別姓を望む人の理由

3、夫婦別姓のメリット

4、子どもの姓はどうなる?

現在の婚姻制度は、姓を選べないことで手続きが大変だったり、継承問題があったり、思った以上に悲しむ人が多いのが現状です。選択制夫婦別姓で、自由に選べるようになれば、結婚をあきらめたカップルや、事実婚の家族が法的に家族になれます。

多くの人が家庭を持つことに前向きになれるでしょう。この制度が一日も早く運用されることを願います!

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